交通事故による頸椎捻挫

　頸椎捻挫の「頸椎」とは首の骨のことで、７つの骨で構成されています。

　つまり、頸椎捻挫は首の捻挫であるといえます。

　頸椎捻挫では、交通事故等で首に大きな衝撃を受けたことにより、周囲の筋肉・靭帯・神経等が傷ついた状態になっています。

　現れる不調としては、首の痛みや手足のしびれ、めまい、吐き気、耳鳴りなど様々なものがあります。

　首には、手足を支配する神経が通っているため、損傷を受けることでこのように身体の様々な箇所に不調が生じてしまうことがあります。

　頸椎捻挫には、交通事故から時間が経ってから不調が現れることが多いという特徴があります。

　交通事故の直後は身体が興奮状態になっているため、ケガをしていたとしても異変に気づかず、時間が経って緊張が解けてきてはじめて不調を感じるということも多いです。

　また、上にも書いたとおり、筋肉や神経などが傷つくこともあるため、レントゲン検査で異常が認められないことがあるという特徴もあります。

⑴　交通事故に遭ったらお早めにご相談を

　頸椎捻挫は、初期の段階で適切な施術を受けられるかどうかで、改善までのスピードや、痛みを根本改善できる可能性が変わってきます。

 そのため、事故に遭われた方は、たとえケガをしていると感じなかったとしても、お早めに適切な検査や施術を受けていただくことをおすすめします。

 接骨院は夜間にやっているところも多いですので、日中は忙しいという方でも、夜の時間などを使って早めに検査を受けやすいかと思います。

 

⑵　当院における頸椎捻挫の施術

　当院でも、頸椎捻挫に対する施術を数多く行っています。

　頸椎捻挫は、見た目では分かりづらい上に、画像検査で原因を特定するのが難しいといわれていますが、ご本人のお話を丁寧にお伺いしたり、実際にお身体に触れたり動かしたりすることによって、頸椎捻挫の原因となっている部分を見つけ出していきます。

　当院の施術には、漢方マッサージや鍼灸施術など、心地よい刺激を与えることを意識したものもあります。

　リラックスした状態でしっかりと痛みを緩和していくことができるかと思いますので、痛みやしびれなどの不調が強く出ており、施術を受けるのが不安だという方も安心していただけるかと思います。

　早期・根本改善を目指して尽力いたしますので、交通事故に遭われてから首に違和感があったり、首周辺の痛みがあったりする方は、当院までご相談ください。

　なお、頚椎捻挫は一般に「むちうち」と呼ばれることもあります。

　こちらのページでも頚椎捻挫（むちうち）でお悩みの方に向けた情報を掲載しておりますので、よろしければご覧ください。