交通事故による肩の痛み

文責:院長 柔道整復師 城田 佳昌

最終更新日:2024年05月14日

1 事故で肩を痛めてしまうケース

 交通事故に遭ってから、肩が激しく痛む、腕を動かすと肩が痛むとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 衝突した際にシートベルトが肩関節を圧迫したり、衝撃でとっさに手をついた際にその負荷が肩関節まで伝わったりすることにより、交通事故で肩を痛めてしまうことがあります。

 運転者の場合は、ハンドルを握っている状態で衝撃を受けるため、後方から腕や肩へ不自然に強い力がかかることで、肩関節を捻ったりくじいたりしてしまい、肩を痛めるケースがあります。

 また、単純に肩を打った場合も、強さによっては事故から時間が経っても痛みが改善しないという状態になることもあります。

 こうした痛みは、打撲の他に、肩関節捻挫も疑われます。

 ご自分で痛みの原因を判断するのは難しいかと思いますので、交通事故に遭ってから肩が痛む場合は一度接骨院へ相談してみるがよいかと思います。

2 肩関節捻挫とは

 肩関節捻挫は、肩の関節や筋肉、靭帯などを損傷しているために痛みが生じている状態です。

 可動域制限や肩を動かしたときの痛みがみられ、肩関節の靭帯が部分的あるいは完全に断裂してしまうこともあります。

 しびれが伴うこともあり、十分改善されるまでにかなり時間を要するケースも見受けられます。

 対して、軽度の場合は肩の動かしづらさや鋭い痛みはなく、軽い痛みにとどまることが多いため、ケガに気が付かないケースもあります。

3 早めに検査を受けることをおすすめします

 肩の痛みの原因が何であるのかによって、適したアプローチ方法は異なります。

 ケガに対して適切なアプローチを受けることができないと、痛みが緩和されたとしても一時的なものにとどまったり、事故から時間が経過しても痛みや可動域制限が残ったままになってしまったりすることが考えられます。

 ケガをしている可能性もありますし、適切なアプローチ方法を探るためにも、事故に遭ってから肩の痛みを感じたら、痛みの程度にかかわらず早めに検査を受けることが大切です。

 接骨院では、直接肩に触れたり無理のない程度に動かしてみたりと、筋肉の状態や可動域制限の程度を確かめる検査が行われ、院によってはエコーなどの検査機器を用いるところもあります。

 検査で判明した原因やそのときのケガや身体の状態に応じて、筋肉の緊張を緩めるための施術や痛みを取り除くための施術などが行われます。

 適切な検査や施術を受けるためにも、交通事故施術を得意としている接骨院へご相談ください。

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